童謡”かなりや”

童謡の''かなりや''のソロウクレレ譜面作りも終盤♪

 

昔の曲を譜面お越ししたりウクレレに編曲する時、僕が大切にしてる事があって、楽譜をおこすだけでなくその曲や作曲者の歴史を調べたりする事p(^-^)q

 

今回もいろいろ''かなりや''という曲について調べると興味深い事がいっぱいありとても楽しかったです♪

 

この歌詞はかなりやを飼っている親子のやりとりなんですね!

 

かなりやが歌を忘れてしまった事で子供達が母親にこのかなりやもう棄てちゃおうとか言うけど、そんな子供達に母親が大切なお話をするという内容だそうです!!

 

「人でも動物でも調子が悪い時はあります。そんな時は大目にみてあげないといけません。
本人以外からは怠けてるように見えても、本人にしかわからない事で悩んだり苦しんだりしてるかもしれません。
このかなりやも今までよりももっと美しい声で歌おうと今頑張って苦しんでいるのかもしれません。
だから、みんなで優しく気長に待ってあげましょう。」

 

と母親が子供達をさとし、そして最後の部分で、

 

「母親がかなりやを小舟に乗せて海に浮かせてあげると、かなりやは今までよりももっと美しい声で歌い出しました。」

 

という意味が込められた歌詞の曲という事がわかりました!!

 

曲の構成も2つの部分にわかれて書かれていて、前半のかなりやが歌を忘れてしまった部分は、子供達の強い言葉で表現されてて、その歌詞の強い表現を和らげる為に曲は逆に穏やかに静かな雰囲気であえて書いているのだそう!


そして後半のかなりやが歌を思い出すシーンは、3拍子に変えてワルツやメヌエットなど賑やかな雰囲気を連想するように書いているらしい!


確かにラストは急に雰囲気がガラッと変わりますよね!!

 

作詞の西條八十氏や作曲の成田為三氏の本人のインタビューの言葉が残ってるからこそ、作詞作曲者のお二人がこの曲にどんな思いを込めて作り、そして産声を上げたかがわかって、調べててとても面白かったです(*^^*)


いろいろな情報を1つ1つ読んでいて、その情報を書いた方々1人1人がこのかなりやという童謡を大切に思う気持ちも伝わってきて感動しました!

ウクレレでもこの思いを表現出来るようにソロアレンジしたいな♪