小田原の祖父のジャケット

一昨日の1月18日の大館市ほくしか鹿鳴ホール(大館市民文化会館)でのコンサートでは、祖父の形見のジャケットを着てステージに立ちました(^^)

大館でのホールコンサートはステージ上をけっこう動きまわるので例年だと半袖を選ぶのですが、衣装を選んでる時ふと祖父の形見のジャケットが目に入って今回はおじいちゃんのジャケット着ようかな?と思い持参しました。

 

年に1回だけ、大館でのコンサートは神奈川から両親が観に来てくれてます。
母は、ステージに出てきた僕を見て驚いたとのようで。


理由は、終演後母から聞いた話で、昨日1月19日がその祖父の命日でした。


僕は何も知らないでなんとなく着てたけど、一昨日の大館でのコンサート、もしかしたらおじいちゃんも聴きに来てきてくれてたのかな?

母と父が「おじいちゃんがあきとしの後ろで聞いてたような気持ちだったよ」と言ってくれました。
母からのその話を聞いて、なんだか嬉しくなりました(^^)着て良かった(#^.^#)♪

 

今年で25回目の祖父の命日。


小田原の祖父の記憶で一番あるのは、僕は幼稚園から小学校低学年までの期間で全身麻酔による3回の大きな手術をしたのですが、おじいちゃんは手術室までベッドで運ばれる僕の横でいつも「あきとし、頑張れよ!!おじいちゃんついてるからな!」とそれはそれは大きな声で、声をかけてくれてた事を今でも鮮明に覚えてます。
以前大人になってから母にその事覚えてるよ。と話した事があり、そしたら母が「あの時おじいちゃん、あきとしが大変な手術をするんだから。」と言って、必ず背広に着替えて気合いを入れて病院まで来てくれてたとの事を話してくれました。
僕はそんなおじいちゃんの気持ちを知らなかった、大人になってから知った祖父の愛でした。

 

もしかしたら一昨日のコンサートもあの手術の時のように「あきとし、頑張れ!!おじいちゃんついてるぞ!」と大きな声で後ろから応援してくれてたのかな。
昨日はおじいちゃん命日、そんな小田原の祖父を想いながら頂いた大館でのコンサートの写真を見てます(^^)