寒い!!やっぱり夜は寒いですね(笑)どんなブログの始め方だいって言う感じのスタートですが、今日は動画をアップしました☆
曲名は、
ありがとう~この想いがあなたに届きますように~
英語名は、
Thank you dady
Dadyだなんて、ちょっと甘えん坊なタイトルですが(笑)
題名の通り、この曲は僕の父に送った曲です。
どんな経緯で出来た曲かというと、、、
去年の年明けに父が大きな病気で手術をしたんです。
年が明ける数週間前に、僕は夜中に父が居なくなるという夢を見て深夜に目が覚めて、深夜にも関わらず胸騒ぎがして急いで母に電話して「お父さん大丈夫?」と確認しました。
その時はお母さんは「大丈夫だよ。寝てるよ。」と言い、その言葉で安心して僕も寝ました。
でも、その数日後今度は夜横手に居る時にお母さんから電話がかかってきて、「あきとし今良い?」というので、これから家に帰るという事を伝えたら、家に着いてからで良いからかけなおしてとの事。
それから横手から家に帰る車の中、なんか胸騒ぎがして数日前のお父さんの夢を思い出して、嫌な予感がしました。
家についてお母さんに電話すると、「お父さんに大きな病気が見つかって、年明けにすぐ手術をするから、帰って来て欲しい。」という電話。
「やっぱり…」。日本には虫のしらせとかいう言葉があるけど、あんなに見事に胸騒ぎが的中するなんて思ってもなかったから、あの時は本当に目の前が真っ暗になりました。
年明け手術日前日に神奈川に戻り、そのまま父の病室へいって挨拶して、翌日手術室に向かう父に付き添って居て気付いた事。
お父さんなんか小さくなったな…って素直に思いました。
でも父はやっぱり強い人だなって。だって一切手術室に入るまで笑顔を絶やさなくて、そして手術が終わってベットに乗せられて手術室を出てきても、麻酔から覚めたばかりで意識がもうろうとする中でも「大丈夫だよ」と家族に気を配る姿に、僕は父の強さと優しさを感じました。
手術中は僕はやはり子供でした。母も姉も祖母もおばもおじもじっと待っているのに
、僕はお父さんとの今までの想い出が頭にいっぱい浮かんできちゃって、釣りもう一緒に行けないのかなとか、もう一緒にギター弾けないのかなとか、もう会話も出来なくなっちゃうのかななんて、そんな事ばっかり考えちゃって、落ち着かなくて、ひたすら階段下りたり、外の湘南海岸眺めたり。
でも、その時思ったのは、今まで真剣に考えた事なかったけど、僕はやっぱりお父さんが大好きなんだって事でした。
お父さんを失いたくないって思って、失うのがすごい恐くて、まさか自分の家族にこんな事が起きるとも思ってなかったし、結納をすませて結婚式もあとちょっとって時にもしかしてお父さん自分の前から居なくなっちゃうんじゃないかってすごい恐くなって。
高校出て一人暮らしを初めてから、実家にも全然帰ってなかったし、テニスが出来なくなってからはさらに地元に帰りずらくなって、さらに実家にも戻らなくなって、正直家族の事を真剣に考えた事もありませんでした。
でも、お父さんの病気の事で、僕はお父さんの事がこんなに大切だったんだって真剣に思って、お母さんもお姉ちゃんもおばあちゃんも、僕にとって本当に大切な人なんだって、そう改めてというか真剣にその事に気付いた瞬間でした。
素晴らしい先生にも出会えて、父の手術も無事成功して今は治療しながらですが元気に回復してます。
でも5年間はまず経過を見ないといけないから、やっぱり数カ月おきにくる検査は、正直心配でいてもたってもいられなくて。
早く大人になりたいと子供の頃から思って、常に誰よりも大人っぽくふるまうというのが僕の信念で生活、そして仕事をしているけど、やっぱりこういう所で子供っぽさが出てしまうのかもしれないなって思います。
こういう事が起きて、改めて過去を振り返ると父にこころからの「ありがとう」という言葉を伝えて事がないなって事に気づきました。
今の自分が居るのは、やっぱり素直に考えて父そして母、そしてお姉ちゃん、おばあちゃんのおかげであると思います。
いつまでも、元気で居て欲しい、そして心からありがとうって思う気持ちを、音にしました。
それがこの曲です☆
「ありがとう」って言葉って、日ごろ何気なく使ってるけど、心からのありがとうってやっぱりなかなか恥ずかしいというか言えないけど、父に向かって「お父さん、お母さん、お姉ちゃん、お祖母ちゃん本当にいつもありがとう。」そう思っていつもこの曲を演奏してます。
そして、いつか父という大きな目標を超えてみせるという思いも込めて弾いてます。
やっぱり、
I Love Dadyなんです(笑)☆
たまには身近にいる人に「いつも、ありがとう」って言うのも良いんじゃないかなって思います♪
僕もいつか直接言えるように頑張らなきゃ!!
あ!なんでDadyかっていうと、どんだけ大人ぶってもやっぱりお父さんの前ではきっとまだまだ子供だと自分で感じるからです(笑)
是非聴いて下さい☆
ありがとう~この想いがあなたに届きますように~